簡単に言うと商品やサービスを紹介することで紹介料を貰えるシステムです。
英単語でaffiliateを訳すと「提携する」といった言葉が当てはまります。
様々な企業と提携して、その商品やサービスを紹介して、お客様が購入、利用していただければ
少しだけ紹介料をいただけるといったシステムです。
特に自分でサービスを作ったり、商品を仕入れたりする必要がないことから、
在庫管理や経費が掛かることが少ないため、 簡単にはじめることができ人気があるビジネスと考えられています。
■アフィリエイトの歴史
アフィリエイトの前身とも言えるサービスがクリック報酬型の広告で、
現在で言えばGoogleアドセンスがそれに当たります。
しかしながらアフィリエイトの歴史を紐解くと、Amazonがアフィリエイトの力を大躍進させた企業と感じます。
Googleアドセンスに代表されるクリック報酬型の広告サービスも立派なアフィリエイトですが、
Amazonはクリックだけでなく、そこから商品を購入やサービスを利用した場合に報酬を与える方式(成功報酬型)の
広告サービスで成功、急速にアフィリエイトの方式として広まって行きました。
現在では日本でもたくさんのASP(広告主とアフィリエイトを取り持つ中間組織)があり、
今後もWeb広告の一手段としてTV・雑誌・新聞などの媒体に変わる広告手段として期待されます。
■アフィリエイトの現状
アフィリエイトの現状・実態としては簡単に始められる反面、初期の競争が厳しく、あるアンケートでは
アフィリエイト利用者の7割は月収1000円以下、9割は5000円以下とかなり厳しい数字が出ています。
インターネットを利用している方が、何らかの手段で小遣い稼ぎを軽い気持ちでしてみようと思っている方も
多いため、本気で頑張ろうと思っている方で稼いでいる人の割合はもう少し高いと思いますが、
それでも決して「簡単に稼げる」ものではないという結果です。
しかしながらアフィエイトを始めとするインターネットを使った広告業の必要性は高まっており、
今後、社会がますますインターネットと融合していく中、まだまだ新しく期待のでき伸びていく産業ではあります。
現在であれば、スマートフォンの浸透とともにスマートフォン向けのアフィリエイト広告が
新規参入には狙い目かもしれません。
■アフィリエイトの未来・これから
インターネットの世界は日進月歩です。
最近ではSNSサイトやスマートフォン利用のゲームが人気ですが、数年先の技術は大きく変わっているでしょう。
またアフィリエイトで紹介したい内容も産業の変化により変わっていくでしょう。
時代の変化についていける能力もアフィリエイターには必要なのかもしれません。
常に新しいものを毛嫌いせず、先見の目を養って情報収集・情報発信することも大切です。
またアフィリエイトの先端についていけるよう、ASPが主催するセミナーや勉強会などにも
足を運んで見ることをオススメします。知っているようなことが内容かもしれませんが、
自分でそういうところに足を運んで得た情報や人脈というものはアフィリエイターにとって貴重な財産です。