アフィリエイト用のフリーメールアドレスと、ネット銀行が準備できたら、
次はASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)への登録となります。

ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)とは広告主とアフィリエイターを繋ぐ仲介業といったらいいでしょうか、
アフィリエイターがある企業の広告を出したいと思っても、なかなか簡単に個人で提案や依頼することは難しいです。
そこをASPがうまく仲介して広告主との関係を繋いでくれます。

ASPへの登録は無料です。
登録時に運営しているサイトの承認が必要になるので、先にサイトのテーマを考えてサイトの準備をしたほうがいいかもしれません。ただASPに先に登録してどういった企業の広告があるのか確認してからサイトを作っていく事もできます。

ASPも主要なところから小さなところまで含めるとかなり豊富にあります。
主要ASPの例を挙げると

A8.net (ファンコミュニケーションズ ジャスダック上場)
バリューコマース (東証マザーズ上場 ヤフー関連会社)
リンクシェア トラフィックゲート (楽天関連会社)
アフィリエイト の JANet (アドウェイズ 東証マザーズ上場)
アクセストレード (インタースペース 東証マザーズ上場)
アフィリエイトB (フォーイット 東証マザーズ上場)

などがあります。どのASP企業も株式上場している企業で安心感があります。

最終的には主要なASPにはすべて登録して、全部をうまく使いこなすようになりたいですが(理由は後述)、
まず一番始めにどこかのASPで手応えを試してみたいという場合はA8.netをオススメします。

A8.netはASP事業者として初の株式上場を果たした、日本最大級のASP企業で、
どの分野でも、A8.netさんを利用している広告主が多いです。
量で他のASPより勝るため、まず手始めに登録するASPとしては適しています。

A8.netを手始めにアフィリエイトの仕組みに慣れてきたら、他のASPも登録して利用すするといいでしょう。
ASPにより「どの分野に強い」とか「振込手数料が安い・振込開始単位が低い」など
特徴があるので、自分にあったところから登録していくと良いでしょう。

登録は基本的に無料で、特に使わなくても無料ですので、後から面倒くさいとか
そういったところは気にしなくて良いです。

ASPの特徴を詳しく比較したページを作りましたので参考にしてください

ASP利用の集中と分散

ASPの登録はどんどんしていっても構わないですが、
利用にあたっては互いに相反する集中と分散が共に重要になります。

集中が大切な理由

・報酬単価が安いものでは集中しないと大きな額にならない

ASPでは5,000円以上で報酬額の振込を開始するような所も多いです。そういった場合はまずはASP単位で5,000円以上の報酬を得られるように頑張らなければいけません。ASPをバラバラに登録して進めていくと、その額まで行く事が、なかなか大変になります。

・ASPにアフィリエイターランクがある

ASPの中にはアフィリエイターでより多くの獲得を出来る人にグレードやランクをつけていたりします。
グレードやランクが上の方になると、それだけ信頼あるアフィリエイターと認められ、報酬アップや特別条件の提示などが行えます。早くランクを上げていくには一箇所のASPで頑張ったほうが効率がいいです。

・管理がしやすくなる

一箇所のASPを用いて運用していくほうが、管理がしやすくなります。

分散が大切な理由

・広告主がASPを限定している(その為、出したい広告があるASPでしかない)

分散が大切な理由の最も大きなものはこれです。一箇所のASPだけを利用していると残念なことに広告を出したくてもそのASP経由では広告が出せない場合があります。そういった場合に他のASPさんにお世話になる必要が出てきます。

・同じ広告主でも1件あたりの報酬額が違う

同じ広告主で同じ商品を紹介するなら、多く報酬がもらえる方がいいですよね?ASPではもちろん仲介料として手数料をとっているので、その手数料の取り分などの関係で、それぞれのASPで同じものでも報酬額が違う場合があります。しかしこの部分は、1つのASPで頑張ってランクを上げたほうが条件が良くなるかもしれませんので、分散するほうが必ず良いとは限りません。


互いに相反するものが両方重要なので難しいですが、最終的には自分の収益やASPとの関係を考えてうまく調整していくことが求められます。

ただ最初はそこまで細かく考える必要もないでしょう。まずはA8.netを登録して利用してA8.netに出したい広告がなければ、他のASPの利用を考えてみるというスタンスが初心者の方にはいいと思います。